東北電力は、7月の電気料金について現在の料金制度になってから過去最高となった6月と同じ料金になると発表しました。
東北電力は、使用量が平均的な家庭の7月の電気料金は6月と同じ8565円になると発表しました。
火力発電に使う燃料価格の変動を電気料金に反映する現在の制度になった1996年以降、最も高い水準で6月に続いて2カ月連続となります。
要因は、ロシアのウクライナ侵攻や円安を背景に火力発電の燃料になる天然ガスや石炭などの価格が高止まりしているためで、東北電力では当面の間電気料金の高止まりが続くとみています。
また、仙台市など7つの市町村にガスを供給している仙台市ガス局は、天然ガスの価格高騰を受け7月の都市ガスの料金を値上げすると発表しました。
使用量が標準的な家庭の7月の料金は、6月より143円高い6415円になるということです。都市ガスの料金の値上げは11カ月連続です。