第二管区海上保安本部に新人の機動救難士が2年ぶりに配属されました。秋の現場配備に向けて厳しい訓練を重ねています。
4月に機動救難士として二管本部の仙台航空基地に着任した宮島祥さん(29)と、安発匠さん(26)です。
機動救難士は、ヘリコプターで出動し救助活動を行うことから空飛ぶ救急隊とも呼ばれます。
17日は機動救難士の活動に欠かせないロープを使って、高い場所から降りたり上ったりする訓練や、崖下のけが人を吊り上げて救助する訓練などを行いました。
宮島祥さん「素早い行動、正確な判断力、そういうものを持った機動救難士になれるよう頑張りたいと思う」
安発匠さん「このような訓練をたくさん重ねて、引き出しをどんどん増やしていきたい」
2人は今後も訓練を重ね、10月ごろから機動救難士として現場に出る見通しです。