宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は169.2円と、3週連続で値上がりしました。来週は170円台となる見込みです。

 資源エネルギー庁によりますと、20日時点の県内のガソリンの平均小売価格は、レギュラーが169.2円、ハイオクが180.0円と、いずれも先週より3.2円高くなりました。

 石油情報センターでは、アメリカや中国での需要の増加やEUのロシア産原油の禁輸措置による在庫不足から、原油が値上がりしているためと分析しています。

 来週も値上がりしレギュラーガソリンは、3カ月半ぶりに170円台となる見込みです。

 来週は、アメリカの利上げによる景気の停滞で需要が落ち込み原油価格は下がる見込みですが、小売価格へ反映されるには2週間程度かかるとみられています。