23日午前、仙台市内を走行中の東北新幹線の乗務員から「車内で焦げた臭いがする」との報告があり、列車が緊急停止しました。車両に異常などは見つかっておらず、JR東日本では宮城県利府町の新幹線車両センターで詳しく調べることにしています。
JR東日本によりますと23日午前10時35分ごろ、新函館北斗発東京行きはやぶさ14号のグランクラスの車両で、乗務員が焦げた臭いに気付き、列車は仙台市内で緊急停止しました。
車内点検では煙や異常などは確認されず、列車は白石蔵王駅で運転を打ち切り約850人の乗客は臨時列車に乗り換えました。けがをした人はいませんでした。
この緊急停止により、上り列車3本に遅れが出て約1800人に影響が出ました。
緊急停止した車両について白石蔵王駅で行った点検では異常は見つからず、JR東日本では、利府町の新幹線車両センターで詳しく調査することにしています。