3月の地震で被害を受けた伊達政宗公の騎馬像について、修復に関する詳細な日程が発表されました。7月5日に台座から降ろし、8日にトレーラーで東京の工場へ向け搬出します。
仙台城跡の伊達政宗公の騎馬像は、最大震度6強を観測した3月の地震で、台座とつながる左の前足と右の後ろ足、そして鞍の内側の部分に亀裂が入り、正面から見て左側に傾きました。
この騎馬像について、仙台市が修復作業の詳細な日程を発表しました。
7月5日にクレーンを使って騎馬像が台座から降ろし、壊れないよう補強した後、8日にトレーラーで東京都内の専門業者の工場へ向け搬出します。
修復作業は11日から始まり、他に亀裂がないか確認した後、約8カ月間かけて亀裂が入った部分の補修や色の調整などを行う予定です。
騎馬像は2023年3月末には台座に戻され、4月にお披露目される予定です。
修復費用は、約5000万円を見込んでいます。