宮城県大崎市の小学生が、絶滅危惧種のシナイモツゴを地元のため池に放流しました。
シナイモツゴを放流したのは、大崎市立鹿島台小学校の4年生79人です。
シナイモツゴは体長8センチほどのコイ科の淡水魚で、1916年に大崎市鹿島台の品井沼(で発見されましたが、外来種の被害で生息数が減り国の絶滅危惧種に指定されました。
このため、地元のNPO法人などが2006年から外来魚がいないため池にシナイモツゴを放流して、数を増やしてきました。
23日、県内4つの小学校で育てたシナイモツゴ350匹を子どもたちがバケツで放流しました。
児童「心を込めてシナイモツゴが増えれば良いなと思って放流しました」「元気に育ってほしいなと思います」
これまでに5000匹のシナイモツゴを放流してい、て現在鹿島台地区の7つのため池でシナイモツゴが生息しているということです。