今回の参院選で、宮城県の選挙管理委員会は低迷する若者の投票率アップを目指し、猫を起用したPRを展開しています。そのひとつが、にゃん議員総選挙です。
にゃん議員総選挙は、県の選挙管理委員会が参院選の投票率アップを狙い行っているもので、ホームページに掲載されている3匹の猫の人気投票です。
にゃん議員総選挙の投票所を仙台駅前のアエル2階に設け、投票に来た人を5階にある参院選の期日前投票所に誘導しようという考えです。
県選挙管理委員会事務局平本誠班長「親しみを持って投票の疑似体験をしていただいて、最後に参議院通常選挙がありますということと期日前投票もアエルの5階でやっていますので、ぜひ行っていただきたいと案内したい」
2021年10月に行われた衆院選の投票率は、20歳から24歳までが31.87%、25歳から29歳までは38.27%と低迷しているため、若い世代にも訴求効果が期待できる猫の力を借りて投票率アップを目指すということです。
県選挙管理委員会事務局平本誠班長「選挙という堅苦しい広告よりも、かわいい猫を題材にまず親しみを持ってもらって興味を持ってもらって広告を見てもらおうという主旨で猫を採用した」
にゃん議員総選挙の投票は25日から始まり、結果は7月9日に発表されます。