宮城県内の小麦の生産量の3割を占める美里町で、小麦の収穫が盛んに行われています。

 美里町二郷の斉田善郎さんは4人のグループをつくり、夏黄金という品種の小麦40トン余りを生産しています。

 夏黄金は粘り気が強く膨らみやすいことから、パン作りに適しているということです。

 ウクライナ情勢などの影響で小麦60キロ当たりの概算金が前年の約3倍、1200円から1300円に上がりましたが、燃料費の高騰などもあり経営は厳しいということです。

 斉田さんたちのグループでは、美里町産の夏黄金を広く知ってもらいブランド化していければと話しています。

 小麦農家斉田善郎さん「今後は、宮城県内のパン屋さんにも美里町産の夏黄金を使ってもらって、美里町産の夏黄金がもっと普及していけばいいなと思ってます」