仙台市太白区の八木山動物公園で、夏休み中の子どもたちが飼育員の仕事を体験しました。

 八木山動物公園では、動物を理解し尊重する心を育もうと夏休みに体験教室を開いていて、27日は小学生12人とその保護者が参加しました。

 まず体験したのはゾウ舎の掃除。1日に100キロほどの餌を食べるというアフリカゾウのフンをスコップを使ってすくったり、一輪車で運んだりするのはかなりの重労働です。

 その後、餌やりにも挑戦。自分で切ったリンゴやニンジンを恐る恐る差し出して、ゾウが長い鼻を器用に使って食べる様子を間近で観察しました。

 参加した小学生「怖かったけど楽しかった。いろんな動物の世話とかもしたいです」「毛がたくさん人間と違うところに生えててびっくりしました。飼育員さんがすごいなと思いました」

 保護者「コロナ禍でなかなか子どもたちも夏休みに連れて行くことがない中、本で調べたりするだけではない身を持って感じられるような体験ができて、すごく良い経験になっていると思います」