宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、164.4円と4週連続で値下がりしました。

 資源エネルギー庁によりますと、25日時点の県内のガソリンの平均小売価格は、レギュラーが164.4円、ハイオクが175.2円でした。

 先週に比べてレギュラーは1.9円、ハイオクは2.0円の値下がりです。

 宮城県はいずれも、埼玉県に次いで全国で2番目の安さでした。

 石油情報センターでは、アメリカやヨーロッパなどの主要先進国の中央銀行が相次いで利上げに踏み切ったことや、中国のコロナ対策で経済が落ち込み景気が後退するとの懸念によるものと分析しています。

 来週の原油価格は、ロシアが制裁対抗措置として天然ガスの供給を抑えた影響と、政府の補助金が相殺する形で横ばいで推移すると予想しています。