新型コロナの感染拡大は、消火活動にも影響を及ぼしています。宮城県名取市消防本部で、新型コロナの感染者と濃厚接触者が相次ぎ、消火活動に当たる隊員が不足した影響で、手倉田出張所が、11日から一時的に閉鎖されています。
名取市消防本部によりますと、8月に入り、ポンプ車で消火活動にあたる消防隊員13人のうち8人が、新型コロナに感染あるいは濃厚接触者となりました。
このため、市の消防本部では手倉田出張所勤務の8人全員を、応援として本署に配置することを決めました。
この影響で、手倉田出張所は、11日から22日まで閉鎖されます。
市消防本部では、地域の消防力が低下することが懸念されるため、消防団と連携し影響を最小限に抑えたいとしています。