宮城県で21日、新たに3255人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。日曜日としては過去最多です。また、患者2人の死亡が確認されました。

 市町村別では、仙台市1717人、大崎市208人、石巻市206人、名取市151人、多賀城市88人、登米市65人、利府町61人、栗原市59人、富谷市58人、東松島市53人、柴田町52人、気仙沼市・塩釜市で各51人、岩沼市50人、亘理町45人、白石市・大和町で各44人、加美町32人、大河原町30人、蔵王町28人、角田市21人、松島町19人、南三陸町16人、涌谷町・美里町・七ヶ浜町で各13人、村田町12人、大衡村9人、丸森町・色麻町で各8人、大郷町・女川町で各7人、県外6人、川崎町5人、山元町4人、七ヶ宿町1人の計3255人です。

 感染者のうち155人は、検査せずに医師の判断で陽性とされた、みなし陽性です。

 年代別では、10歳未満407人、10代446人、20代603人、30代540人、40代491人、50代341人、60代178人、70代130人、80代79人、90代38人、100歳代2人です。

 宮城県の日曜日の感染者は、7月3日199人、10日425人、17日875人、24日2017人、31日2792人、8月7日2448人、14日2418人、21日3255人と推移していて、前の週より837人増加しました。日曜日としては過去最多です。

 また、80代女性と90代女性の死亡が確認されました。

 塩釜市内の高齢者施設では24人、松島町内の高齢者施設では33人の感染が確認され、クラスターが発生しました。 

 宮城県のまとめによりますと、21日午後1時時点で療養者3万416人、内訳は入院422人で過去最多、宿泊療養1458人、自宅療養2万55人、入院・療養先の準備中・調整中が8481人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で56.3%(322/572床)、重症病床32.7%(18/55床)、仙台医療圏に限ると60.1%(235/391床)、重症病床は40.0%(16/40床)となっています。