日本三景松島の魅力アップを図るため、国道45号の一部を通行止めにして歩行者天国にする社会実験が、10月28日から3日間行われることになりました。

 社会実験は国や県、地元自治体などが共同で行うもので、10月28日からの3日間、午前10時から午後3時まで実施されます。

 宮城県松島町の海岸地区を通る国道45号の700メートルの区間を対象に、大型車両の通行を規制し、このうち北側の250メートルの区間はすべての車両を通行止めにし、歩行者天国にします。

 このエリアでは車道を利用したオープンカフェや休憩施設を設けることで、秋の行楽シーズンのにぎわいづくりにつなげたいとしています。

 村井知事「残念ながらあの場所に立って松尾芭蕉の気持ちにはなれないから、とにかく車のことを心配しないで観光客やお住まいの方が自由に見て回れるようにしたいんだということを言い続けて、やっとここまで参りました」

 期間中、周辺の駐車場と松島海岸を結ぶシャトルバスを運行するほか、う回路の案内看板を設置し、交差点には誘導員を配置するなど対策を講じるとしています。