トヨタの新型車両がお披露目されました。宮城大衡工場で1カ月に8500台生産される予定です。

 お披露目会は県庁で開かれ、7年ぶりにフルモデルチェンジしたコンパクトミニバン、シエンタが紹介されました。

 これまでの車両より2列目シートの足元幅を広げ買い物かごを置ける仕様にしたほか、小物入れを増やすなど収納スペースを充実させたということです。

 トヨタ自動車東日本の宮城大衡工場のみで、1カ月に8500台生産される予定です。

 トヨタ自動車東日本宮内一公社長「地域の皆さんに支えられながら、お客さんを増やして貢献していきたい。このシエンタで実現していきたいなと思っています」

 トヨタ自動車東日本では、宮城と岩手の工場で2021年度1年間に合計40万台を生産しています。

 県では地域経済を活性化するためにも、引き続き自動車産業を後押ししていく方針です。

 村井知事「まずみんなにこの車に乗っていただいて、そして裾野を広げていって、下請けの会社に技術力を上げていただいて、販売力を上げていただける、そういうお手伝いをしていかないといけないなと思っている」