稲刈りシーズンを前に、仙台市の郡市長が大規模な圃場整備をした水田で稲の生育状況を確認しました。
仙台市の郡市長は、青葉区大倉の水田や畑で農業視察を行い、稲の生育状況について生産者の早坂今朝美さんから説明を受けました。
早坂今朝美さん「ここで一番最初に出穂を確認できたのが、8月23日なんですよ」
郡市長「下旬なんだ、ついこないだなんだ、そうなんですね」
この地域では、農作業の効率化を図るため18軒の農家の水田を集約し、200枚ほどに分かれていた圃場を40枚に集約する区画整備を行い、初めての作付けを迎えました。 郡市長は大規模化した水田で収穫の時期をずらすため、つや姫やひとめぼれなど4種類の品種を育てていることなど説明を受けました。
稲刈りは、10月半ばから始まる見込みです。
郡市長「梅雨明け前後にものすごい暑さでしたし、7月は大雨もあった日照不足もあった中で、生育は順調なようでして大変喜ばしく思ったところです」
また、農作物を食い荒らす有害鳥獣対策としてイノシシのわなも視察し、地域での対策について確認しました。