廃校になった宮城県村田町の小学校の跡地に、ホテルが建設されます。2028年の開業に向けて、立地協定が締結されました。

 跡地が利用されるのは、学校の再編に伴って2011年3月で廃校になった旧村田第四小学校です。

 名取市に本社があり、建設機械のレンタルやビジネスホテルなどの事業を展開する蔵王リースがホテルの建設を計画していて、8日に村田町との間で立地協定が結ばれました。

 蔵王リースは校舎や体育館、プールなどを解体して更地にした上で、ホテルの建設に着手します。

 現段階では建物は6階から8階建てで、客室は100室から120室を設ける計画です。建設費用は約13億円を見込んでいます。

 近くには東北道の菅生スマートICの整備が進んでいて、2023年3月に開通する予定です。

 蔵王リース平間宏樹代表取締役「菅生スマートICから大変近い場所、また東北のモータースポーツの聖地と言わるスポーツランドSUGOに大変アクセスが良く、大変な魅力と可能性を感じている」

 蔵王リースは、2028年のホテル開業を目指すということです。