静岡県牧之原市の認定こども園で、通園バスに置き去りにされた3歳の女の子が死亡したことを受け、宮城県は保育従事者を対象にした研修会を開くことを決めました。

 牧之原市の通園バスの事件では、バスを降りる園児と名簿との照合が行われなかったほか、園児が下車した後に運転していた園長が車内を確認していませんでした。

 これを受けて県は、12月20日に県内の保育所や認定こども園などに務める保育従事者を対象にした研修会を開くことを決めました。

 外部から危機管理の専門家を講師として招き、バスの運営のあり方のほか事件や事故から子どもたちの命を守る策などについても内容に盛り込む予定です。

 県では「未然防止のためにしっかりと対応していきたい」としています。