宮城県で23日、新たに708人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。前の週の日曜日より75人増加し、日曜日としては2週連続で増加しました。

 感染が確認されたのは、仙台市発表分が321人、宮城県発表分が387人です。

 23日の感染者のうち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり陽性者サポートセンターに登録した人は111人です。

 年代別では、10歳未満84人、10代180人、20代93人、30代102人、40代115人、50代58人、60代42人、70代18人、80代11人、90歳以上5人です。

 宮城県の日曜日の感染者は、9月25日858人、10月2日633人、9日451人、16日633人、23日708人と推移しています。

 全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。

 大崎市・石巻市各10人、栗原市9人、塩釜市6人、白石市・気仙沼市・名取市・柴田町各3人、東松島市・角田市・登米市・利府町各2人、多賀城市・亘理町・蔵王町・川崎町・加美町・大河原町・大衡村各1人。仙台市は発表していません。

 宮城県によりますと、確保病床の使用率は県全体で17.9%(107/597床)、重症病床は0%(0/55床)、仙台医療圏に限ると17.0%(68/399床)、重症病床は0.0%(0/40床)です。

 宮城県によりますと21日現在のPCR検査等の実施状況は、18日1726件(陽性74)、19日1679件(陽性754)、20日1411件(陽性640)、コールセンターへの相談件数は、18日428件、19日393件、20日390件となっています。