7月の豪雨で農地が冠水するなど被害を受けた宮城県松島町で22日、収穫祭が開かれました。夜には5000発の花火が打ち上げられ、秋の夜空を彩りました。
この催しは松島町手樽地区の住民が、収穫の喜びを分かちあい、地域を元気にしたいと4年前から開催しているもので、地元でとれた農産物や海産物が販売されました。
サツマイモ食べた子「甘くてすごく美味しい」。来場した女性「松島の応援のためにきょうは美味しいものを食べに来ました」
今年は7月の大雨で農地が冠水する被害があり、例年よりも収穫量は減ったものの、被害を免れたトウモロコシやサツマイモなどが並びました。
松島手樽を元気にする協議会・千葉榮会長「色んな畑から取れた作物を持ち寄って収穫の喜びをみんなで分かち合おうと」
そして、日が落ちた午後5時半ごろからは、およそ5000発の花火が打ち上げられ、訪れた観光客や地元住民は秋の夜空に咲いた大輪の花を見上げていました。
松島手樽を元気にする協議会・大友正さん「更にこの地域を、もっともっと盛り上げて発展させていくためには、この行事を5回6回7回とずーっと続くように、取り組みをして参りたいと考えております」