宮城県で1日、新たに1568人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。1日当たりの感染者数が1500人を上回るのは、9月13日の1729人以来約1カ月半ぶりです。
感染が確認されたのは、仙台市発表分605人、宮城県発表分963人です。
1日の感染者うち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は229人です。
年代別は、10歳未満が133人、10代214人、20代97人、30代119人、40代154人、50代90人、60代63人、70代48人、80代28人、90歳以上17人です。
宮城県の火曜日の感染者は、10月4日697人、11日277人、18日820人、25日952人、11月1日1568人と推移しています。
仙台市の高齢者施設で8人が感染しクラスターが発生しました。
仙台市で80代男性患者、仙台市以外で90代の男性患者と女性患者が亡くなり、宮城県で亡くなった方は420人となりました。
全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。
大崎市34人、石巻市24人、栗原市20人、登米市18人、塩釜市10人、岩沼市9人、多賀城市・名取市各8人、東松島市・柴田町・加美町各7人、気仙沼市6人、七ヶ浜町・大河原町各5人、富谷市4人、白石市・涌谷町・美里町・利府町各3人、角田市・亘理町・蔵王町・川崎町各2人、大郷町・松島町・山元町・七ヶ宿町・大和町・大衡村各1人です。仙台市は発表していません。
宮城県によりますと、確保病床の使用率は宮城県全体で22.0%(133/605床)、重症病床は1.8%(1/55床)、仙台医療圏に限ると24.3%(97/399床)、重症病床は2.5%(1/40床)です。
10月30日現在のPCR検査等の実施状況は、27日1703件(陽性907)、28日1276件(陽性1153)、29日490(陽性1054)、コールセンターへの相談件数は、27日481件、28日476件、29日518件です。