宮城県登米市の自宅に祖父の遺体を放置した死体遺棄事件で逮捕された28歳の男が、祖父の年金を不正に受給していたとして詐欺の疑いで再逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、登米市登米町寺池上町の無職、伊藤光翔容疑者(28)です。
警察によりますと伊藤容疑者は2021年2月から2022年8月までの間、同居する当時82歳の祖父が自宅で死亡したことを知りながら、死亡届を提出せず祖父になりすまして年金を不正に受け取った疑いが持たれています。
伊藤容疑者は10回にわたり、年金計約255万円を不正受給していたとみられています。
伊藤容疑者は警察の調べに対し「祖父の年金が無くなると生活が出来なかった」と容疑を認めています。
伊藤容疑者は自宅に祖父の遺体を放置したとして10月、死体遺棄の疑いで逮捕されていました。