宮城県で3日、2016人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。2日続けて感染者が2000人を上回りました。また4人の死亡が確認されました。

 感染が確認されたのは、仙台市発表分1019人、宮城県発表分997人です。

 3日の感染者うち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は242人です。

 年代別は、10歳未満239人、10代448人、20代287人、30代286人、40代321人、50代204人、60代111人、70代61人、80代42人、90歳以上17人です。

 宮城県の木曜日の感染者は、10月6日693人、13日978人、20日797人、27日1059人、11月3日2016人と推移しています。

 仙台市で80代女性と90男性、仙台市以外で100歳代女性と90代男性が亡くなり、宮城県で亡くなった人は426人となりました。

 全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。

 大崎市39人、多賀城市27人、登米市21人、石巻市13人、栗原市・名取市各11人、塩釜市7人、気仙沼市・加美町・大和町各6人、角田市・富谷市・柴田町・利府町各5人、松島町・大河原町各4人、涌谷町・美里町・川崎町各3人、岩沼市・大郷町・山元町各2人、東松島市・村田町・亘理町・七ヶ浜町・七ヶ宿町・南三陸町・大衡村各1人。仙台市は発表していません。

 クラスターは5件発生しました。大崎市の高齢者施設で26人・13人感染、多賀城市の高齢者施設で21人感染、加美町の高齢者施設で13人感染、大崎市の医療機関で7人が感染しました。

 宮城県によりますと確保病床の使用率は、宮城県全体で24.1%(146/605床)、重症病床は9.1%(5/55床)、仙台医療圏に限ると27.8%(111/399床)、重症病床は12.5%(5/40床)です。

 1日現在のPCR検査等の実施状況は、29日1184件(陽性1077)、30日644件(陽性821)、31日2784件(陽性1)、コールセンターへの相談件数は、29日518件、30日536件、31日717件です。