宮城県登米市の金融機関で強盗への対応訓練が行われ、行員らが通報の流れなどを確認しました。

 訓練は、七十七銀行登米支店で銃と刃物を持った2人組の男が押し入ったという想定で行われ、犯人役の警察官が窓口の行員に金を出すように要求しました。

 犯人が逃走した後、行員は警察に通報する手順を確認したり、駆けつけた警察官に犯人の身長や服装などの特徴を伝えたりしました。

 行員「すごく迫力があって、犯人の人相を記憶するのが難しいなと感じました」「年末年始は人が増えると思うので、いかなる事態にも想定して準備していきたいと思います」

 11月には、仙台市青葉区の七十七銀行本店に男が押し入り店員を脅す強盗未遂事件が起きていて、警察では、年末年始の現金の動きが増える時期に防犯意識を高めるよう広く呼びかけています。