7日、宮城県石巻市の金華山沖で非常に珍しい大型の深海魚、リュウグウノツカイが定置網に掛かり、短い時間ではありましたが仙台市宮城野区の水族館で展示されました。

 仙台うみの杜水族館に運び込まれたのは、7日朝に石巻市の金華山沖で定置網に掛かったリュウグウノツカイです。

 深海魚のリュウグウノツカイが、生きたままの状態で展示できることは珍しいということです。

 仙台うみの杜水族館飼育員阿部鮎美さん「少しの間でもお客様に見てもらえたらいいなと思ったので、難しいかなとは思ったんですけれども、大水槽でダイバーと一緒に水の中にいる姿を見てもらえて良かったです」

 リュウグウノツカイは、運び込まれた時にはかなり衰弱していて、水槽に入ってから約30分後に死んでしまいました。

 今回展示されたリュウグウノツカイは、全長4メートル43センチ、体重44キログラム、雄か雌かは不明ということです。