春の高校バレー、女子で4度目の優勝を果たした宮城県代表の古川学園の選手たちが10日に校舎に戻り、優勝報告会が行われました。
午後2時ごろ、校舎に帰ってきた古川学園女子バレー部の選手たち。約900人の生徒が拍手で迎え、4度目の優勝を祝福しました。
俣野聖一校長は「この1年間で見違えるようにチームが強くなった。この経験は人生において非常に有益なものになる」と祝辞を述べました。
岡崎典生監督は、苦しんだ選手たちにねぎらいの言葉を掛けました。
岡崎典生監督「選手たちはプレッシャーに目に見えない重圧に本当に苦しみました。苦しい時も決して諦めず、皆さんの笑顔をもう一度見たくて選手たちやり切ってくれました。選手たち頑張りました。褒めてやってください」
熊谷仁依奈キャプテンは、セットカウントでリードを許すなど苦しかった決勝戦を次のように振り返りました。
熊谷仁依奈主将「4セット目5セット目は自分たちの本来のバレーを取り戻して、1年間のモットーである一人一人がコートの中で輝くバレーをできたと思います。こうして日本一になれたのも、18人が1年間きついトレーニングとか練習をやりきったというのもあると思うけど、一番は皆さんが日ごろから応援してくださったり支えてくださったおかげです。本当にあがりとうございます」