グループ補助金をめぐる口利き事件で、宮城県議会の仁田和廣議員が逮捕起訴されたことを受けて設置された、県議会の政治倫理に関する検討委員会の2回目の会合が開かれ、長期欠席した議員の報酬の在り方などについて協議しました。
県議会の検討委員会では、政治倫理に関わる制度を点検しその確立に向けた方策を議論していきます。
10日の2回目の会合では、7会派それぞれが今後検討すべき内容について意見を出しました。
具体的には長期欠席や逮捕、拘留された場合の議員報酬についてや、県職員への政党新聞や政治資金パーティーへの勧誘について、各種ハラスメントに関わることなど20項目の意見が出ました。
事務局側は、議員報酬に関する先進事例として、長期欠席による減額が14の都府県で、逮捕などによる停止が4府県でそれぞれ適用されていることを説明しました。
20日の次回の会合では、意見の出た20項目のうち検討を進める項目を協議する予定です。