楽天イーグルスのルーキーたちが、被災地を訪れました。ドラフト1位の荘司は東北のチームでプレーする思いを強くしました。
10人のルーキーたちが訪れたのは、南三陸311メモリアル。宮城県南三陸町は、東日本大震災で最大23.9メートルの津波が押し寄せ620人が犠牲になりました。
館内の映像では、多くの命が失われた一方、災害に対する備えがあったことで多くの人が救われたことも学びました。
施設の職員「こういうことが起きたらこういう体制取ろうねというのを考えて話してた。常にいろんなことを想定してまわりの方と話をしておくことは自然災害に対する備えもだが、皆さんのやってるスポーツにも通じると思う」
ドラフト1位の荘司は、当時旧防災対策庁舎で被災した佐藤仁町長の話に大きな衝撃を受けました。東北に本拠地があるチームの一員として、被災地への思いを強くしました。 荘司康誠投手「この場に来ないと分からない、映像で見たり話だけでは分からない現実を知ることができた。東北の皆さんとのつながりは日本のプロ野球チームではここでしかできないと思うので、入団したからには力になりたい。活躍する姿を見せたい」