韓国で日本食を学ぶ大学生10人が、宮城県を訪れています。17日は、日本の学生と一緒に日韓両国の郷土料理を作り交流を深めました。

 来日したのは、韓国のウソン情報大学で日本食の調理を学ぶ10人です。

 仙台市泉区の仙台白百合女子大学で管理栄養士を目指す学生と一緒に、日韓両国の郷土料理を作りました。

 韓国の学生らは、ずんだ餅をつくるため枝豆を潰す日本のすり鉢やすりこぎを使った調理に初挑戦。

 一方、韓国を代表する料理として朝鮮半島の餅、トックをコチュジャンなどで甘辛く煮込んだトッポッキを作りました。

 韓国の大学生「みんなトッポッキ、食べたことありますか?あります?どうでしたか?」

 日本の大学生「こんな材料とか無かった」 韓国の大学生「何が入ってた?」

 日本の大学生「餅だけ」

 韓国の大学生「あれはトッポッキじゃないです」

 このほか、宮城県のオリジナル品種の米、だて正夢を使って、日本のおにぎりと韓国の海苔巻き、キムバップを作り食文化を通じた交流を深めました。

 日本の大学生「何かすごいこっちに興味があることが分かって、すごいうれしい」

 韓国の学生10人は18日以降、県内の温泉旅館や酒蔵、市場などを訪れる予定です。 学生たちは食文化以外にも、日本のアニメや韓国のドラマなど共通の話題で盛り上がり、インスタグラムのアカウントを早速交換するなど交流する姿が印象的でした。