外国からのツアー客を請け負う、宮城県登米市の新栄観光バスです。
仙台空港の国際線定期便が再開し、19日から台北便を利用した外国人観光客約30人を乗せ6泊7日で松島や山寺、十和田湖など、東北各地を巡る予定です。
新栄観光バス佐藤忠彦社長「やっと再開されたということでやっと出口が見えた、光が見えたかなと感じております」
こちらのバス会社では、仙台空港の国際線定期便が運休する前の2019年には、外国人観光客の利用だけで年間約1億円の売り上げがありましたが、翌年にはゼロに落ち込みました。
観光客用に所有している12台のバスは、学校の修学旅行や研修などのほか、企業の送迎などで利用してもらうことで7割前後の稼働率を維持してきました。
新栄観光バス佐藤忠彦社長「この3年間は、ほとんど外国人の送迎はゼロで長いトンネルの中にいるような状態でございました。どうしても東北に活気が欲しいので我々も頑張って、我々の業界だけではなくサービス業全般が良くなるのかな、このインバウンドの復活に期待したいと思っております」