政府は、3月13日からマスクの着用について個人の判断に委ねる方針を決めました。事業者には、従業員や利用者にマスクの着用を求めることができますが、どのように対応したら良いかまだ決められない事業者もいます。

 買い物客「個人的には心配なので、マスクはしてるかなと思う」「(コロナが)うつるのが怖いので、接触する時は着けます。皆さんが外していたら、それは自由なので仕方がない」

 仙台市若林区にあるスーパーマーケット、生鮮館むらぬしです。3月13日以降、買い物客に対してはマスクの着用に制限は設けないことにしました。

 一方で、レジなどで人と対面することが多い従業員についてはマスク着用の継続を決めました。

 生鮮館むらぬし村主芳治店長「皆(マスクを)着けているので外している人がいると、同調圧力ではないですけど変な人がいるという目があるので(国に)言ってもらって13日からどうぞという方が外したい人は外せるので良いのかなと」

 一方、仙台市交通局ではバスの中でのマスク着用について、日本バス協会が2月末ごろにガイドラインを出すので、それを待って対応を決めたいとしています。

 仙台市交通局業務課和泉政博課長「3月13日を過ぎても感染症そのものが無くなるわけではないので、基本的な感染しない取り組みやできる対策は引き続き必要なものは継続していくことなる」

 バスの利用者からは、3月13日を過ぎてもマスクの着用は続けたいという声も聞かれました。

 バス利用者「まだまだ、いつ感染状況がどういう風になるか分からないから。まして高齢者だから自分はいくら空いていても(マスクを)やるつもりでいます」

 仙台市交通局では、地下鉄についても国土交通省の指針を待って方針を決めることにしています。