困窮する家庭に食糧支援などを行うNPO団体が、日頃の活動への協力を感謝するイベントを宮城県利府町で開きました。

 NPO法人「ふうどばんく東北AGAIN」は利府町内の2カ所にフードBOXを設置し、食料品の寄付を募っています。

 23日は利府町で支援活動への協力に感謝するイベントが開かれ、子どもたちにクレープや餅が無料で振舞われたほか、お菓子釣りや射的などのコーナーが設けられました。

【訪れた兄妹】「2人ともチョコバナナクリームを食べた。美味しい」

 一方、ふうどばんく東北AGAINでは、今後の困窮者支援について、光熱費の値上がりが予想されることから、さらに需要が拡大するとみています。

【NPO法人ふうどばんく東北AGAIN 高橋尚子副代表理事】「今後春に向けて光熱費がぐんと高くなるので、そのときに支援要請が増えるのではと思い、スタッフみんなですごく心配している。なるべくそれに応えられるような活動をしていきたい」

 利府町内には3月18日に「子ども食堂」がオープンする予定で、ふうどばんく東北AGAINも支援を表明しています。