仙台市青葉区にある調理の専門学校で卒業する学生によるコンクールが開催され、料理の出来栄えを競いました。

 料理コンクールが開かれたのは、宮城調理製菓専門学校です。

 卒業生128人が、1500円以内の材料費など各部門ごとのルールに従って料理や菓子を作りました。

 調理が終わると、ホテルの料理長やパティシエらが見た目の美しさやレシピ通りに作られているかなどを審査しました。

 審査の結果、製菓製パン部門のグランプリには、デザイン性などが評価された佐藤ことみさんの作品が選ばれました。

 上級製菓製パン科2年佐藤ことみさん「すごい作品が多い中でグランプリを取れたというのは、自分自身でもびっくりということもあったし、何よりもうれしさがあったので頑張ってよかったなっていう思いが強いです」 調理部門のグランプリには、旬の食材をバランス良く使った菊池くるみさんの料理が選ばれました。

 上級調理技術科2年菊池くるみさん「和食の道に進むんですけれども、グランプリを受賞したことを忘れないで就職しても頑張っていきたいと思います」

 卒業生は、宮城県内外の有名ホテルやレストランなどへ就職するということです。