震災から12年となる3月11日を前に、宮城県の女川町役場ではメッセージの書かれた黄色いハンカチをロープでつなげる作業が行われました。
大橋葵記者「たくさんの黄色いハンカチ。一つ一つを手作業でロープにつないでいきます」
幸せの黄色いハンカチプロジェクトは、女川町の住民有志で作る女川裏方一座が毎年行っていて、5回目です。
ハンカチには、町民や町を訪れた人からの震災で犠牲になった方への冥福を祈るメッセージや、平和への願いなどが書かれています。
町民「みんなが元気でいられるようにと思って書きました」
前の年より200枚ほど多い約900枚を掲げる予定だということです。
女川裏方一座加納純一郎さん「黄色いハンカチが海に向かって伸びていくようになれば集まる人も増えて、より震災が風化しない助けになるかなという思いでやっている」
この黄色いハンカチは、3月11日の午前9時から午後6時まで女川駅前に掲げられます。〆