今年度から校名を変更し全国から生徒を募集した「南三陸高校」で、初めての入学式が行われました。

 宮城県南三陸町の志津川高校は少子化や震災の影響で10年以上定員割れが続いていましたが、今年度から学校名を南三陸高校に改め、県内で初めて全国から生徒を募集することになりました。

 今年度は55人の新入学生のうち5人が東京や神奈川、山形など県外から集まり、8日、入学式が行われました。

【伊藤芽衣さん(山形から)】「(南三陸の)皆さんと絆を深めて行き、全国募集を志望する生徒が増えるようにしていきたいなと考えています」

 5人は町が整備した学生寮に入寮し、高校生活をスタートさせます。