特殊詐欺の発生が相次いでいることを受け、宮城県警とコンビニエンスストアの関係者らが緊急の対策会議を開きました。

 会議には県警とコンビニエンスストアの関係者が出席し、特殊詐欺ではコンビニエンスストアで電子マネーを購入させる手口が多いとして、防止策について意見を交わしました。

 現在、半年に1回のペースで行われている県警とコンビニエンスストアの合同訓練について、回数を増やしていくことが確認されました。

 ローソン宮城北支店弓場成朗支店長「引き続き県警の皆様と加盟店の皆様とつないでいって、詐欺被害防止で声掛けをしっかりしていけるように連携していきたいと思っております」

 県警によりますと、3月の宮城県での特殊詐欺の被害は70件、被害総額は約1億9498万円に上り、前年に比べると5000万円以上も増えているということです。