ゴールデンウィークを前に、旅客船の不審者に対応する訓練が仙台港で行われました。仙台市では5月にG7の関係閣僚会合も開かれることから、警備体制を強化します。
不審者対応の訓練は第2管区海上保安本部と宮城県警、旅客船を運航する大平洋フェリーが合同で実施しました。
フェリーの乗組員らは海上保安官の指導を受けながら、刺股や盾を実際に使う訓練をしました。
刃物を持った不審者を乗組員と海上保安官が連携して取り押さえました。
第2管区海上保安本部福元竜介警備課長「エクスカーション(視察)などで(G7関係者が)沿岸部に来られる予定があります。ですので海上保安庁としても海側の警備をしっかりやっていかなければいけないと考えております。港湾関係者の皆様のご協力が必要と思っています」
G7仙台科学技術大臣会合は、5月12日から14日まで太白区の秋保温泉で開かれます。