伊達政宗公を祀る仙台市青葉区の瑞鳳殿で、修復工事の完成を祝う法要が営まれました。
法要には、仙台伊達家18代当主の伊達泰宗さんや、修復工事の関係者らが参列しました。
戦災で焼失後、1979年に再建された瑞鳳殿の本殿の修復工事は2001年以来21年ぶりで、2022年10月末から2023年3月末まで黒漆の塗り直しや彩色の補筆やクリーニングなどが行われました。
本殿に安置されている政宗公の木像も、今回初めてのお色直しとなりました。
修復工事の費用は約3800万円で、文化庁の補助金やクラウドファンディングで全国から寄せられた支援金などから賄ったということです。
仙台伊達家18代当主伊達泰宗さん「皆様のお力添えをいただいたところで、このように美しい姿、伊達なる美が再現されたわけでございます。私も本当に心の支えとなるこの瑞鳳殿、多くの方々に参拝していただくことは私にとっても大きな喜びでございます
瑞鳳殿では修復工事の完成を祝って、4月24日から5月7日まで本殿が御開帳され、政宗公の木像を観覧することができます。