5月に仙台市太白区秋保で開催されるG7仙台科学技術大臣会合を前に、東北総合通信局は警察無線などへの電波妨害に備える訓練を実施しました。

 訓練は、科学技術大臣会合の会場に近い秋保地区の山林で、通信局の職員18人が参加して行われました。

 会場の周辺で警備無線に妨害電波が出されたという想定で、職員は小型の電波探索機を手に持って歩き妨害電波が出ている場所を探します。

 そして、発信源と見られる無線機を持つ人物を発見しました。

 東北総合通信局柳島智局長「電波を使うことは利用面だけでなく警備の中でも非常に大切になる。支障が発生せず大臣会合が無事に終わることを目指して取り組んでいく」

 東北総合通信局では、会合が始まる前日の5月11日に局内に対策本部を設置する予定で、会合の期間中は会場周辺に臨時の測定基地を設け電波監視を強化するということです。