伊達政宗公の初代の騎馬像が仙台市の青葉山公園に移設されたことを記念し、植樹が行われました。

 移設されたのは、政宗公の初代騎馬像の上半身です。

 この像は1935年に完成しましたが、金属が不足した太平洋戦争中に供出され、戦後に上半身のみが見つかりました。

 これまでは仙台市博物館の館庭で展示されていましたが、全国都市緑化仙台フェアの開催に合わせて4月に追廻地区に移されました。

 10日、騎馬像の完成に力を尽くした宮城県青年団の関係者らが出席し、博物館にも植えられていたドイツトウヒと呼ばれる松を植樹しました。

 地元学応援団佐々木伸さん「若い力、青年団の人たちが集まって植樹式ができたというのは本当にうれしく、多くの人に伊達政宗卿の像を楽しんでいただければと思っています」

 この像は、全国都市緑化仙台フェアが閉幕した後も追廻地区に展示されます。