春の交通安全運動に合わせ、自転車を安全に利用してもらおうと仙台市青葉区で中学生らがヘルメットの着用を呼び掛けました。

 青葉区の広瀬中学校は、約1割の生徒が自転車通学のため自転車利用マナーアップモデル校に指定されています。

 16日、中学校の前で警察官らとともにチラシなどを配布したり、のぼり旗を掲げたりして4月から努力義務となった自転車のヘルメット着用などを呼び掛けました。

 生徒会副会長種市知己「事故にあってしまうとそれからの人生が台無しになってしまう。少しでも事故を減らしてみんなが幸せに生活できるようになったら良いなと思って呼び掛けをした」

 宮城県警によりますと、宮城県の自転車事故の死傷者は2023年に入って145人で、このうちヘルメットを着用していたのは13人でした。