21日夜、宮城県栗原市の農道で軽自動車が全焼し2人の遺体が見つかった火事で、車を所有する男性の自宅から遺書が見つかっていたことが分かりました。
21日夜、栗原市鶯沢北郷の農道で軽自動車が全焼し、車内から2人の遺体が見つかりました。
警察によりますと司法解剖の結果、2人とも刺し傷などの外傷は無く、死因はいずれも焼死だったことが分かりました。
亡くなった2人は、運転席と助手席でそれぞれ見つかっていて運転席は男性、助手席は女性だったということです。
車の所有者は鶯沢地内に住む90代の男性で、自宅から親族や知人に宛てて便箋に書かれた複数の遺書が見つかったということです。
男性と現在連絡が取れておらず、警察は遺体はこの男性と70代の妻の可能性が高いとみて身元の特定を進めています。