宮城県石巻市でブランド化を目指す、オリーブを餌に与えたギンザケが初めて水揚げされ、これまでの成果が報告されました。
石巻専修大学は、2018年から石巻市と連携してオリーブを活用したギンザケの養殖に取り組んでいます。
雄勝湾の養殖施設で、オリーブの搾りかすや葉っぱを混ぜた餌を約1カ月間与え、3月に初めて水揚げしました。
7日の事業報告会には、齋藤正美石巻市長ら約50人が参加し、オリーブを与えたギンザケは身が引き締まり色つやが良いことが報告されました。
会場には、通常の餌で育てたギンザケとオリーブギンザケの刺身と焼き魚が用意され、参加者は味の違いを食べ比べました。
参加者「やっぱり身が締まってて、歯ごたえあってそれから匂いが全然無いな」「焼きもやっぱり全体がさっぱりしてる。だけどおいしいです」
石巻専修大学と石巻市は、早ければ2024年度中にも出荷を目指しています。