物価の高騰が続く中、宮城県石巻市の災害公営住宅でボランティアの人たちがパックご飯や缶詰などの食品を無償で配りました。

 石巻市さくら町にある新渡波東復興住宅には、震災で家を失った人たちが暮らしています。

 22日、被災者の支援を続けているボランティアの人たちが物価高騰の影響を少しでも減らしてもらおうと、フードバンクなどに寄付されたパックご飯や缶詰などを配りました。

 「助かる助かる、本当にね助かります。ありがたい、またお願いしたいです」

 ボランティア「単に食品をいただくという関係だけではなく、コミュニケーションをとても大事にしてる人たちですので、いくらかでもそういうコミュニティーのプラスになるようなことになればいいなと」

 食品の配布は、23日は栗原市築館で行われる予定で、震災で被災した人に限らず幅広い人に利用してほしいとしています。