子どもの置き去りを防ぐため幼稚園などの送迎バスに取り付ける安全装置について、宮城県では設置率が約4割にとどまり、全国で下から4番目の低さであることが分かりました。

 安全装置は、警報音などでバスの車内に子どもがいないか確認を促します。

 4月に設置が義務づけられ、可能な限り6月末までに付けるよう求められています。

 政府が行った取付状況の全国調査によりますと、宮城県の設置率は40・9%で全国平均の55・1%を大きく下回り下から4番目の水準でした。

 こども家庭庁は、日々送迎に使うため装置を設置する時間が限られていることなどが課題とみて、今後分析を進めていく方針です。