4日から宮城県を訪れている野村哲郎農林水産大臣が、東日本大震災の被災地などで農業の様子を視察しました。
野村大臣が復興状況の調査で宮城県を訪れるのは、就任以降初めてです。
4日は山元町を訪れ、サツマイモの輸出に取り組む農業法人を視察しました。
5日は午前中に津波で被災した仙台市若林区の農業法人、仙台イーストカントリーを訪問しました。
こちらでは米の生産に加え、食品加工や流通、販売も手がける農業の6次産業化に取り組んでいます。
野村大臣は、乾燥やもみすりなどをする施設を見学し、農業法人の代表らと意見を交わしました。
午後には、登米市で養豚などを手がける伊豆沼農産を訪れ、ハムを燻製する様子を視察しました。
野村哲郎農林水産大臣「回った場所を見ていくと、確かに私どもの地域で考えられないような規模の大きさや、色々な施設等の整備がなされておりましたから、いよいよ本当に日本の農業のモデルになるなというふうに思いました」