観光や教育などの分野でデジタル化を推進しようと、宮城県大崎市とNTT東日本が連携協定を結びました。

 締結式では、伊藤康志市長とNTT東日本の須藤博史執行役員が協定書に署名しました。

 協定には、ICT=情報通信技術を活用した観光の促進や文化財の保存、教育の推進などが盛り込まれています。

 VRゴーグルを使って、大崎市岩出山の旧有備館のデジタルアーカイブを体験しました。

 この技術を活用し、観光地の魅力を発信する他、災害発生時には復旧の際の資料としても活用が期待できるということです。

 伊藤康志大崎市長「大崎市の魅力とか伸びしろを市民、特に子どもや大崎市を外から見ていただいている方々に情報発信するツールとして活用したいと思っています」

 NTT東日本須藤博史執行役員「デジタル化するだけではなく、大崎市以外の皆様にお届けすることで大崎市の魅力を外に発信できるようにしていきたいと思っております」

 大崎市は、NTT東日本から専門家を派遣してもらうことも検討しているということです。