仙台市立の小中学校の給食の無償化を求め、市民団体のメンバーが1万人以上から集めた署名を市に提出しました。

 署名簿を提出したのは、学校給食の無償化を実現する仙台市民の会です。

 4月から仙台市を中心に集めた1万1271筆分の署名簿を岩城利宏副教育長に手渡し、仙台市立の小中学校の給食を無償化するよう求めました。

 市民の会では「物価の高騰で子育て世帯の経済的な負担が大きくなっている。義務教育である以上給食は無償とすべき」と訴えました。

 学校給食の無償化を実現する仙台市民の会久保健共同代表「健康に安全に生活するためには、やはり食の問題は見逃せない。十分に保障されないと落ち着いて豊かな学習をすることできない」

 岩城副教育長は「財源の確保が課題の一つ。国に要望を継続していく」と回答しました。