100回目を迎える宮城県石巻市の夏の風物詩、石巻川開き祭りが開幕し初日の4日は祭典行事などが行われています。
石巻川開き祭りは、江戸時代に北上川を改修して港を開いた川村孫兵衛重吉への感謝と町の発展を願って始まりました。
初日の4日、重吉神社では孫兵衛の功績を称える祭典が執り行われました。
新型コロナの影響で中止や縮小が続いていましたが、100回を記念して震災後初めて3日間にわたって開催されます。
5日と6日には孫兵衛船と呼ばれる手漕ぎ船のレースが行われるほか、5日は1万6000発の花火が打ち上げられる花火大会、6日はパレードなどが行われます。
石巻川開祭実行委員会青木八州会長「暑いけどみんなの気持ちも熱いと思うので、参加する人みんな楽しんでもらうということでいいお祭りにできればいいなと思います」
東日本大震災の13回忌の年でもあることから、4日午後6時半からは北上川で犠牲者を追悼する灯籠流しが行われます。