仙台市が事務のミスで約5000万円の追徴課税を支払ったことについて、仙台市民オンブズマンが郡市長に対し担当職員らに損害賠償を請求するよう求め仙台地裁に提訴しました。
仙台市は、2022年の夏のボーナスを支給した際に源泉所得税の納付が遅れ、延滞税と不納付加算税約5000万円の追徴課税を支払いました。
この問題について仙台市民オンブズマンは、郡市長に対しミスをした部署の当時の課長と係長、担当職員に対し損害の3割に当たる約1500万円の損害賠償を請求することを求め、仙台地裁に提訴しました。
仙台市民オンブズマン齋藤拓生弁護士「仙台市の組織体制を見直すことこそが重要であって、その実態を解明しそれを是正するということを目的として今回の訴訟を提起した」 郡市長は「訴状が届き次第、内容を精査し、適切に対応してまいります」とコメントしています。