宮城県有数の菊の生産量を誇る南三陸町で、お盆に向けて出荷が最盛期を迎えてます。

 南三陸町志津川の農家、及川博喜さんは路地やビニールハウスで約15種類の菊を栽培しています。

 朝早くから仏壇や墓に供える花を選別し、摘み取る作業が行われました。

 7月初めの雨やその後の猛暑で生育が心配されましたが、影響は小さく例年通りに育ったということです。

 及川博喜「震災から月日が経っているが、そこで家族を亡くしている方もいらっしゃってそういったところに献花するものを作ってるので、皆さんの役立てになれば良いのかなと思っております」

 菊の出荷の最盛期は12日までで、宮城県各地や東京に約11万本出荷します。